【婚活症候群】の総評
総合
★★★
実戦的
★
読みやすさ
★★
おもしろさ
★★★★
対象者
婚活に関連するすべての人
特に地方婚活者と応援者におすすめ
ジャンル
婚活知識、婚活の歴史
こんな人におすすめ
- 婚活歴が長い方
- 婚活応援している方
- 婚活関連の仕事をしているすべての方
- 前著、「婚活時代」を読んだ方
婚活症候群の概要
内容紹介
衝撃の書『「婚活」時代』から5年。
「コンカツ」は大ブームになったが、
はたして結婚は、増えたのか?
少子化は、改善されたのか?流行語大賞2年連続ノミネート、20万部ベストセラー、テレビドラマ化….
「婚活」という言葉を生み、婚活ブームの火付け役となった山田・白河コンビが、婚活の誤解と現状、そして、新しい処方箋を今再び語る!<こんな症状に陥っていませんか?>
□ 恋愛よりも、とにかく早く結婚したい
□ 年収も身長も年齢も、自分より上の男性がいい
□ たくさんの人と出会ってから、一番いい人に決めたい
□ 結婚して、出産したら、仕事は一時お休みにしようかな結婚で食べられる時代は終わりました。
男性の収入に依存する「昭和結婚」から、男性も女性も脱却しなければ、結婚も子どもも増えません。“女性たちよ、自活せよ。男性たちよ、花束を持て”
婚活症候群の書評みたいなもの
前回の婚活時代の続き
婚活という言葉ができて5年間何がおこったのか?男性は?女性は?社会は?行政は?地方は?
婚活という言葉がブームになった2008年、そしてブームになったことのメリットデメリットとは?
形のない婚活というものを定義した前作「婚活時代」、そしてその婚活という言葉ができたことの移り変わりをわかりやすく説明しています。
前半部分は主に婚活という言葉を生み出したことの世間の移り変わりと、婚活で伝えたかったメッセージが誤解されて浸透されてしまったという反省がつづられています。
男性に依存しない生き方というものを伝えたかったのだけど、高収入の男性は少ないから急げ!みたいに世間は捉えた・・・ということですね。
後半は特に、地方婚活や自治体などのいわゆる「官製婚活」の説明に後力を入れており、地方で婚活応援している人は必見!
地方婚活の活性化や方法など、具体例や方法など多数書かれています。
婚活時代がでたことの最大のメリットとしては、地方自治体の婚活の予算がおりたことでしょう。
例えば高知では年間5000万もの予算が下りており、ぼくもその自治体のパーティーにて結婚しました。
婚活時代が出ていなければ、結婚してなかったかもしれないなーと考えてます。
本の感想として、一般的な婚活テクニック本は目の前で殴り合いをするのに比べ、はるか高みからその喧騒をはたから見ている気分。
まさに高みの見物です。地上の迷路ってやつは、前にするとどこに行けばわからないもんですが、上から見ると一目瞭然だったり。
ある意味、部外者目線で婚活というものを見れるので、精神的にも楽。ちょっと気晴らしに高い所から婚活界隈を見てみるのも、結婚までの迷路をクリアする秘訣だと思います。
婚活者におすすめか?
実際婚活をしている人というより、婚活関連に携わってる人が読んでおいた方がよい本。
前作もそうだったんですが、さらに拍車をかけてますね。
そのためおすすめ度は★★★
ちなみに前作読むのを強く推奨します。★1つは違うレベル。
前作からは大きくおすすめ度は低くなっています。
ただおもしろさはやはり高く、ここ5年で世間というやつはこうも変わるのかと考えさせられます。
前作婚活時代を読んでいれば、移り変わりにちょっとだけ胸が熱くなります。
なんというかドラクエ1やって感動してたのが、2やってみてアレフガルトが出てきて更に感動するのに似てます。
この本が出たのが2013年だとしたら、次が出るのはもうそろそろ。ドラクエも一番感動するのは3だしとんでもないのが出てくるかも?と思うとムネアツ!
後、後半はデータや図がなくて、かなり仕組みを書いているのでかなりお勉強チック。
少々辛いものの、地方婚活について端的ついてまとめているので、地方婚活者に後半は特におすすめの一品です。
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